
お悩みから探す
お悩みから探す
女性の身体は、年齢とともにホルモンバランスが大きく変化し、ライフステージごとにさまざまな悩みが現れます。当院では、思春期から高齢期までの女性が抱えるお悩みに幅広く対応しています。ここでは、年代別に多く寄せられるご相談内容と、当院での対応をご紹介します。
生理がこない・不規則
思春期には、排卵の機能がまだ安定しておらず、生理が不定期になったり、3か月以上こなかったりすることもあります。ただし、長期にわたる無月経はホルモンの異常や疾患が隠れている場合もあるため、医師の診察をおすすめします。
対応内容
生理痛がひどい・学校に行けない
「下腹部が痛くて登校できない」「市販薬が効かない」というような重い生理痛は、子宮内膜症や子宮奇形、ホルモンバランスの乱れが原因となっていることも。放置せず、早めの診察をおすすめします。
対応内容
生理が長く続く・量が多い
1回の生理が8日以上続く、多い日が何日も続く、夜用ナプキンでも足りない…などの症状があれば、ホルモン異常や子宮の異常が関係している可能性もあります。
対応内容
乳房の成長が早い・遅い/左右差がある
乳房の成長のスピードには個人差がありますが、極端に左右差があったり、成長が止まってしまったような場合は、内分泌の異常が疑われることもあります。
外陰部のかゆみ・痛み・分泌物
おりものの量や性状に変化があったり、かゆみやにおいが強い場合は、感染症や外陰部皮膚炎の可能性も。思春期でも婦人科の受診対象です。
対応内容
体毛が濃くなってきた/ニキビがひどい
ホルモンの分泌が活発になると、毛深くなったりニキビが増えたりしますが、多毛症や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が隠れていることもあります。
対応内容
性に関する悩み・性教育のサポート
思春期には、性への関心も高まりつつありますが、「正しい知識が得られていない」「相談できる大人がいない」というお子さまも多く、SNSやインターネットの誤った情報に影響されるケースも増えています。
当院では、性教育の一環として、安全な性行動や避妊、性感染症予防などに関する正しい情報を、年齢や理解度に合わせてわかりやすく提供します。
対応内容
生理不順・生理がこない
ストレス、過度なダイエット、体重変動、ホルモン異常などが原因で、生理周期が乱れることがあります。特に「3か月以上生理が来ない」「極端に周期が長い・短い」といった場合には、早めの受診をおすすめします。
当院の対応
生理痛がつらい・日常生活に支障が出る
「鎮痛薬が効かない」「仕事や学校を休むほどつらい」というような症状は、子宮内膜症や子宮腺筋症、子宮筋腫などの疾患が隠れていることもあります。
当院の対応
月経前症候群(PMS)/PMDD
生理前になるとイライラ、気分の落ち込み、むくみ、眠気、頭痛などが出る方はPMS(またはより重症のPMDD)の可能性があります。
当院の対応
妊活を始めたいけれど不安
「妊娠できるか不安」「基礎体温が安定しない」「妊活の始め方がわからない」など、妊娠を意識し始めた段階でもご相談可能です。
当院の対応
なかなか妊娠しない(不妊症)
1年以上妊娠を希望しても授からない場合は、不妊症と定義されます。特に年齢が高くなるほど自然妊娠の確率は下がるため、早期の検査と治療が大切です。
当院の対応
二人目ができない(二人目不妊)
「一人目は自然に妊娠したのに、二人目ができない」と悩まれる方も少なくありません。加齢、ホルモンバランスの変化、育児によるストレスなどが影響することも。
当院の対応
おりものの異常、かゆみ、痛み
「おりものの色やにおいが気になる」「かゆみや痛みがある」などの症状は、細菌性腟炎、カンジダ、性感染症などの可能性があります。
当院の対応
性感染症の検査を受けたい
パートナーが変わったタイミングや、結婚・妊娠を見据えて自分の状態を確認したいというご希望にも対応しています。
当院の対応
子宮筋腫・子宮内膜症の管理
無症状でも大きさや部位によっては妊娠に影響する可能性があるため、定期的なチェックが重要です。
当院の対応
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
排卵障害や月経不順、多毛、ニキビなどがある方はPCOSが疑われます。不妊の原因にもなります。
当院の対応
心と体のバランスが崩れている
性成熟期はストレスやライフスタイルの変化により、自律神経の乱れや抑うつ、不眠などを感じやすい時期でもあります。
当院の対応
ホットフラッシュ・発汗
「顔が急にほてる」「汗が突然ドッと出る」といった症状は、更年期障害の代表的なものです。自律神経の乱れによって起こるとされています。
当院の対応
月経不順・閉経前後の変化
更年期に入ると、生理の周期や量に変化が現れます。「生理が飛び飛びになった」「出血がダラダラ続く」「突然量が増えた」といった症状が現れたら、更年期の可能性があります。
当院の対応
疲れやすい・だるい・眠れない
「疲れが取れない」「朝起きられない」「夜中に何度も目が覚める」など、原因がはっきりしない不調も更年期の特徴です。ホルモンの減少とともに自律神経が乱れ、心と体に影響を与えます。
当院の対応
気分の落ち込み・イライラ・不安感
更年期は女性ホルモンが減少することで脳のセロトニン分泌にも影響を与え、うつ症状や不安感、感情のコントロールの難しさが現れることがあります。自分を責めたり、家族との関係がぎくしゃくしたりすることもあります。
当院の対応
尿もれ・頻尿・性交痛・腟の乾燥
エストロゲンの低下は、膀胱や腟周辺の粘膜にも影響を及ぼします。「くしゃみや咳で尿がもれる」「腟が乾いて痛い」「性行為が苦痛」なども、更年期特有の症状です。
当院の対応
更年期と妊娠
更年期に入っても排卵が完全に止まっていない場合、自然妊娠の可能性はゼロではありません。そのため、「避妊をしていなかったら妊娠していた」「更年期だと思ったら妊娠していた」ということもあります。
当院の対応
腟や外陰部の不快症状(萎縮性腟炎)
閉経後の女性によく見られるのが「萎縮性腟炎」です。腟や外陰部の粘膜が薄くなり、乾燥やかゆみ、痛み、においなどの症状が現れます。特に性交時の痛みによって、夫婦関係やパートナーシップに影響するケースもあります。
当院での対応
症状の程度に応じて、局所的なホルモン補充や生活指導を行います。日常的なセルフケアの方法も丁寧にご説明します。
排尿トラブル(頻尿・尿漏れ・膀胱炎)
エストロゲンの低下により、膀胱や尿道周囲の組織も萎縮しやすくなり、排尿トラブルが起こりやすくなります。ちょっとしたくしゃみや笑い声で尿漏れが起きる「腹圧性尿失禁」もよく見られる症状です。
当院での対応
日常生活に支障が出る前に、早めの受診をおすすめします。
性生活の変化と性の悩み
「年齢を重ねたから性はもう関係ない」と思いがちですが、パートナーとの関係性や自身の満足度は、年齢に関係なく大切なテーマです。性交痛や性欲の低下、パートナーとの関係の変化などに悩む女性も少なくありません。
当院での対応
デリケートな悩みこそ、一人で抱え込まずご相談ください。
心身の不調(不眠・うつ・記憶力の低下)
閉経後は、エストロゲンの減少が脳にも影響を及ぼし、気分の落ち込みや不安感、集中力・記憶力の低下、不眠といった症状が現れることがあります。家族や周囲からは理解されにくいことも多く、ご本人が苦しむことも少なくありません。
当院での対応
症状の背景や程度に応じて、多角的なアプローチを行います。
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